贅沢の極み
昨日の高熱から奇跡的に復活。
というよりも、熱がとりあえず下がっただけで
まだお腹をはじめとして体の具合は悪いままだった。
とりあえず寒さにやられた感じが強いから、
大阪梅田のデパートで暖かい冬物を買い寒さに備える。
そしてこの日はあまり動かず梅田で買い物をしたりしてぶらぶらする。
でも昨日よりもはるかに元気だった。
夜までには食欲も回復して
松葉がにのコースも大丈夫になった。
ほんと昨日予約しなくて良かったと思う。
もし神戸牛のコースとかだったらきっと無理だったかもしれない。
席に着いたら、さっそくざるに乗った
松葉がにを見せに来た。
きちんと足には "タグ" がついていた。
元々、ズワイガニと同じ種類なのだが、取れる場所が限定されると
松葉がにと名前が変わって高級になる。その証拠に足に "タグ" を付けるらしい。
ピンクのタグがついていた。後から調べたら柴山港であがった松葉がにらしい。
かに酒、刺身、焼きがに、かに味噌焼き、かになべ、かに味噌雑炊
どれもおいしくて1つ1つは書ききれないけれど、
ズワイガニとの差を書くと、身の繊維がしっかりしてて、
カニ臭くなくて食べ終わってもさっぱりしているという感じ。
最後のかに味噌雑炊も、いわゆるカニ味噌の濃い味を想像していたけれど、
全くそんなことはなくて「深くていい味のダシが出ている雑炊」っていう感じで、
言われないと恐らくかに味噌が入っていると分からない味だと思った。
こんな贅沢、一生に一度あるかないかだなと思いつつ、ゆっくりした時間に
高級料亭の店長みずからが配膳をしてくれる贅沢な味に舌鼓を打っておるのでした。
でもほんと、今まで食べてきたカニが全てニセモノだと思ってしまうほどのショックでした。